文字サイズ:
○ごと通信

玉川学園コミュニティセンターで○ごと大作戦の作戦会議が開かれた!

 2018年11月8日、わがまち玉川学園にて今町田でちょっと、いやかなり話題の「まちだ○ごと大作戦」の作戦会議が開催されました。
集まったのは全部で12名。玉川学園在住の方だけでなく、本町田でコーヒー焙煎とカフェをやってらっしゃる方、相模原市で食のバリアフリー活動を行ってらっしゃる方など、多彩なメンバーが集まりました。
 最初に事務局から取り組みの説明と質疑応答があり、その後「自己紹介シート」に自分のこと、自分がやりたいこと、興味のあることなどを記入。それを発表し、みんながどのような活動をしていて、どんなジャンルに興味があるのかがわかると、作戦会議は一気に打ち解けた雰囲気に。
 和やかで活発なやりとりは、終了時刻を過ぎても続き、「玉川学園での作戦会議、また次もやりましょう!」と大盛況のうちに終了となりました。

具体的にどのような作戦が提案されたか? そのいくつかを紹介

3丁目子ども広場の清掃大作戦!

玉川学園地区まちづくりの会で「さくらとみどりのプロジェクト」を担当しているという学園在住のKさんより。「玉川学園には“3丁目子ども広場”というあえて遊具も何も置いていないだだっぴろい広場があるのですが、今ここで、○ごと大作戦の取り組みのひとつである“プレーリヤカーがやってくる”(数人のママたちのグループがリヤカーにおもちゃを積んで、子どもたちの外遊びやママ同士のおしゃべりの場を提供する活動)が毎月行われています。じつはこの広場、全体で3,000平方メートルほどもありまして、町田市が年に3回大がかりな草刈りを実施してくれているのですが、草の伸び具合を考えるとそれではとても足りないんですね。そこでプレーリヤカーの開催前に、集まる親子が快適に遊べるようにと、近所でボランティアを募り、自主的に草刈りをしてみました。が、これが結構な重労働でして……広場全体を刈る場合、ざっと見積もると、7人で草刈りバサミ5台を使って半日作業、これを3日やれば完了、という具合でしょうか。この作業を有志のボランティアではなく、手伝ってくれる方にはきちんとした手続きをとったうえでしかるべき支払いをする。ケガにも備え保険にも加入する。そんなことが、○ごと大作戦でできないだろうかと考え、本日参加しました」

町田○ごと食のバリアフリー大作戦!

おとなり相模原から作戦会議にいらしたのは、食のバリアフリー推進協議会の代表Eさん。
「私からの提案は、アレルギーがある人も、宗教的に食事の制約がある人も、ベジタリアンやビーガン(肉や魚だけでなく、卵や乳製品も食べない人)も、だれもが選べる食、楽しめる食の環境を提供しよう、ということです。具体的には商品やメニューにしっかり成分表示をすること、そしてメニューなどの多言語化の実現です。そのために私たちは、食のバリアフリーに協力してくださるお店をまとめてリスト化し、情報発信していければと思っています」。そう話すEさんも食の制限があるのだとか。「私は日本人で日本語が話せるので、成分表示がなくても『この料理には何が入っていますか?』と簡単に聞けますが、海外から来た方で日本語がわからない場合、聞けないし、選べないし、買えないんですね。そういう方々にも、『このリスト内にあるお店でしたら、全て成分表示をしていますよ』などと紹介できるといいなと思っています」

作戦会議の様子

ものを作る行為を通して、人と人とをどんどんつなげる大作戦!

続いては、玉川学園で18年、絵画・造形アトリエ教室を開いているというHさん。
「私がやりたいことの中にはもちろん“アートで地元を盛り上げたい”というのがあるんですが、それよりももっと、“何かものを作る”という行為を通して、ちっちゃなコミュニティを生み出せないかな、という気持ちがあります。長く教室をやっていると、ものを作っているうちに人と人とがびっくりするくらい仲良くなる、という現象に気づくんですが、ものづくりの持つ“人と人とをつなげる力”をもっと応用できないかなって、ずっと考えていて。それは、秋はお祭りシーズンだからみんなでイベントしよう、ということではなく、ものづくりを通してちっちゃな仲のいいコミュニティがポッ、ポッって生まれたら、今度はその集まり同士がつながって、もっと面白いことが自然発生的に起こるというような循環です。そんな循環を、○ごと大作戦っていう触媒を使って広げられないだろうかってことを、漠然とですが今考えています」

地域限定掲示板をSNS上に作って“玉ちゃんサービス”を活発にする大作戦!

最後に紹介するのは、玉川学園地区社会福祉協議会で「玉ちゃんサービス」を担当しているIさん。「玉ちゃんサービス」とは、玉川学園、東玉川学園における住民同士の支え合い活動。コーディネーターの橋渡しのもと、「困っている人」と「役に立ちたい人」とがつながり、30分500円で室内の掃除や草花の手入れ、通院の付き添いの手伝いをする地域の取り組みです。「今、このサービスに登録しているのは協力者、依頼者ともに70代、80代が中心です。このサービスを広げていくためには、もっと下の年代の協力者が必要なのですが、なかなか集まらないんですね。なので、○ごと大作戦を使って “地域限定のネット上の掲示板”みたいなものを作れないだろうかと思っています。地域の人が自分の活動や情報、困りごとを発信し、それを見た人が参加、協力する、というような活発な意見交換の場として掲示板をネット空間上に作れれば、パソコンやスマホからみんなが自由にアクセスできるんではないかと。とはいえ多くが個人情報ですから、その扱いは慎重にしないといけないのですが。どういう仕組みづくりをすればいいかというところも専門家に聞ければと思っています」

当初は「まるでひとごと大作戦」なんて言われていたそう(笑)。

それがだんだん「まちだ自分ごと大作戦」になってきた!

一人ひとりの思いを聞き、それについて質問したり回答したりしているうちに、あっという間に2時間経過。最後に「何か言い足りないこと、せっかくなので質問しておきたいことがあればここでぜひ」という進行役の発言のもと、いくつかの質疑応答がありました。

作戦会議の様子
作戦会議の様子

出席者
…10月7日に町田シバヒロで行われた『町田うまいもん祭り』(町田市内の個人飲食店店主たちが「町田の子どもたちにおいしいものを食べさせたい」という思いで始めた○ごと大作戦のイベント。事前告知はSNSを積極的に活用。当日は、前日が最後の営業日となった築地市場からサンマを5,000尾仕入れ、炭火焼きに。そのサンマの香ばしい匂いに誘われた人々がシバヒロいっぱいに行列を作るほどの大盛況ぶりだったとか)。これは準備期間も1ヶ月程度と非常に短く、匂い、煙、音など、ハードルも非常に高かったように聞いていますが、これだけのスピード感を持ってこんなにうまくいった要因はどこにあったのでしょうか?

事務局
…事務局では、「書類を作ってください、それを審査しますから」というやり方ではなく、まず企画立案者の思いを伺い、その思いを汲み取る、ということを心がけています。「どうせダメだろう」的な先入観を持たずに。そして相談を重ねながら、「じゃあそれは○○の部署に頼もう」「こっちは○○の部署ですね」という具合で、市役所内の手続きがスムーズに進むようお手伝いしています。
『町田うまいもん祭り』は、匂い、煙、音はかなりのハードルでしたが、企画立案者自らが近隣に事前にご挨拶に行ったり、イベント翌日に入念なゴミ拾いと後片付けをしたりするなど、きめ細かく対応したので、結果、心配していたクレームはなく、「明日はやらないの?」なんていう嬉しいお声がけもいただきました。

出席者
…○ごと大作戦、とてもいい取り組みだなぁと思って本日も参加してみたのですが、企画書や書類提出の面倒くささから、せっかくのやる気や熱意みたいなものが、シュンってしぼんじゃう可能性もあるなあと思いました。なので、例えばですが、どこかの場所で“○ごとまつり”のようなイベントをやって、そこにブースを作り、“玉ちゃんサービスの協力者が少なく困ってる”とか“今度食のバリアフリーリストを作りたいんだ”というようなアピールする場を設けるのもいいんじゃないかと思いました。そこに人が集まることで、自分たちのやりたいことをまとめる機会にもなる気がしますし。人って一緒におまつりをすると仲良くなるんですよね。○○会議より、○○委員会より、〇〇まつり! ○ごとまつり、やりませんか?(一同笑顔!)

文責:ライター宇野津暢子(玉川つばめ通信)

作戦会議の参加者の集合写真

玉川学園でいただいたご意見も参考に、「○○やりたいんだけど、仲間、協力者、場、スポンサーなどを募集してます!」という、皆さんがPRできる場を設けた作戦会議『大交流会』を、2月16日(土)に市庁舎3階の会議室で行います。
PRブースと並行して、○ごと大作戦に関する疑問や悩みなどをお伺いする「なんでも相談会」、担当職員が最新の東京2020オリンピック、パラリンピックの情報を報告する「オリンピック、パラリンピック最新情報報告」、エンタメ、食、スポーツ、国際交流をテーマに、興味のある方達で語り合っていただく「○ごとトーク」の3部構成で『大交流会』を行います。
顔を合わせながら、語って、聞いて、つながっていただこうと考えています。詳しくは、チラシをご覧ください。
事前申込不要、入退室自由です。
多くの方にご参加いただき、一緒に取り組む仲間をつくって、○ごとの花を咲かせましょう!

➡︎作戦会議『大交流会』~語って、聞いて、つながろう~チラシ (PDF 958KB)