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作戦レポート

まちだ南地域魅力発見プロジェクト:“ママ友”達の挑戦 先輩ライターと座談会

 南町田に最近引っ越してきた“ママ友”達が地域の魅力を発見し、長年住んでいる人たちと新しい住民との交流のきっかけをつくろうと「まちだ南地域魅力発見プロジェクト」を結成。まちだ○ごと大作戦の一つとして、2018年はまち歩きなどのイベントを実施し、今年はフリーペーパーの発行を企画しています。そこで、玉川学園で地域の気になるお店などの情報を掲載するフリーペーパー「玉川つばめ通信」を発行しているフリーライターの宇野津暢子さんが“ママ友”達の挑戦への想いを聞き出し、先輩ライターとしてアドバイスをしました。

 「まちだ南地域魅力発見プロジェクト」は、最近南町田に越してきた森下奈緒さん、大内美生さん、末吉真由華さん、片桐美貴子さんの4人が中心となって2018年2月に結成しました。森下さんは保育士で、町田在住3年目。その発想力とどんどん物事進めていく行動力でプロジェクトのリーダー役です。イベントのコーディネーターをしていた大内さんは建築関係の出版社での勤務経験も活かして、イベントのコーディネートのほかチラシのデザインも担当しています。町田在住4年になる末吉さんは、3人の子供を育てる中で、アレルギーなどの食に対する思いが高まり、自然素材を使った料理教室を自宅などで開いています。女性起業家としてのつながりや経験を活かして、人のつなぎ役や情報発信役、場づくり役を務めています。町田在住7年の片桐さんは、町内会での総務担当役員や相談役の経験と人脈を活かし、プロジェクトでは新旧住民の橋渡し役を務めています。

宇野津暢子さん
宇野津暢子さん

 宇野津さんは、フリーライターとして活動しながら、地元玉川学園で商店街のガイドブックを作ったことをきっかけに、地域の気になるお店などの情報を紹介する「玉川つばめ通信」を発行、現在22号を数えています。古い文房具店の集客のために、店先でスナックを開いて交流の場をつくるなど、いろいろな“面白い仕掛け”を地域で行い、玉川学園を盛り上げています。

片桐美貴子さん
末吉真由華さん

 4人が出会ったのは、末吉さんが主宰する料理教室。末吉さんは「地域のことについてあまり情報がなかったので、まず私たちが動いて地域の魅力を知ろうと思ったんです」と話します。片桐さんは「町内会の関わりで地元に魅力的な人々がいることを知りました。昔からお住いの地域の方と話していると、大化の改新(645年)のころの話が出てきたりして驚くこともあって、こうしたことを知っている住民と、私たちのように新しく町田に来た人たちがうまく融合すれば、きっといいことが起こると思っています」と語ります。
 大内さんは「昔から使われてきた『鶴間』という町名が『南町田』に変わり、『南町田グランペリーパーク』が2019年秋にまちびらきをするので、せっかくだからまちづくりにも積極的に関われれば」と、街の歴史や魅力を盛り込んだ地元のマップづくりがプロジェクトの当初の目標となりました。そこで、まちだ○ごと大作戦に参加し、昨年から自主上映会など様々なイベントなどに取り組んできました。

大内美生さん
大内美生さん

 森下さんは「上映会やまち歩きをしたり、地域のみんなが顔見知りになれるように、子供たちが地域のお店や高齢者施設を回るハロウィーンイベントを開いたりしました。近隣に高齢者施設があっても家族がいないと行かないのでいい機会になりました」といい、片桐さんも「子供たちとハイタッチして、お年寄りの方々もうれしそうでした」と笑顔で振り返ります。

森下奈緒さん
森下奈緒さん

 森下さんがどんどん企画を思いついて、イベントのプロである大内さんが具体化をしていき、顔の広い末吉さんと片桐さんが地域に発信していくという役割分担で次々と企画を実現させているということです。森下さんは「3月にミニマーケットをやったんですが、この時は思い立って、たまたま場所が取れたからやってみようという感じで、実施まで1カ月もかからなかった」といい、片桐さんも「やってみたら『次はいつ』って聞かれるなど反応がよかった」と振り返ります。大内さんも「ニーズを感じたので、次はもう少し準備してやりたいですね」と語り、末吉さんは「『自分も南町田で何かやりたい』という人がイベントに来てくれて広がりも出ています」と手応えを感じています。

末吉真由華さん
片桐美貴子さん

 次の目標として、秋に地域の魅力を発信する情報紙の発行を目指している4人は、宇野津さんが発行する「玉川つばめ通信」がお手本だといいます。末吉さんは「お年寄りにも届けたいので、やっぱり紙で作りたい」とこだわりを見せます。宇野津さんも「Facebookなどでは届きづらいしね」と想いは同じです。

 そして2020年には南町田のまちびらきから1年を記念した大きなイベントを考えています。大内さんは「これまでやってきたまち歩きとかマーケットとか、全部含めたお祭りにしたい」といいます。片桐さんは「まじめなだけなら市役所にやってもらえばいいので、いい意味でいたずら心を持ってやりたい」。末吉さんは「その後を引き継いでくれる人たちが現れてほしいですね」といい、森下さんも「これまでの取り組みで応援してくれる人が増えてきているので、想いを受け取ってつながってくれる人をつくっていきたい」と呼びかけます。

 宇野津さんは「4人はとってもパワフルで、それぞれの個性がうまくかみ合っていてうらやましいですね。遊び心を持って楽しんでほしい」とエールを送ります。地域への想いが共通の5人はすっかり意気投合し、話が尽きないようでした。

座談会の様子
座談会の様子

 対談を終えた4人は「初めてお会いした宇野津さんは笑顔が素敵でとても魅力的な方で、なおかつ聞き上手でお茶目で可愛らしい方でした。私たちが思い描くフリーペーパーを既に22号も発行している大先輩で憧れの方との対談ということでドキドキでしたが、宇野津さんに上手にリードしてもらい、話し始めたら2時間があっという間に過ぎていました。今日の対談を活かして取り組みを進めていきます」と語り、秋のフリーペーパー発行に向け、決意を新たにしていました。

 「まちだ南地域魅力発見プロジェクト」では、まちあるきレポーター(兼ライター)も募集しています。一緒に、まちの魅力を発見してみたいという方は参加してみてはいかがでしょうか?
問い合わせはmachidanominami.373@gmail.comへ。

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