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インタビュー

「○ごと何でも」アイデアを! 安達廣美・まちだ○ごと大作戦実行委員会副委員長

 市民・地域団体・企業などが「やってみたい夢」を、賛同してくれる仲間を募り、地域とのつながりをつくりながら実現する「大作戦チャレンジ事業」の応募が始まりました。実行委員会副委員長の安達廣美・町田市町内会・自治会連合会会長に大作戦への思いをおたずねしました。(2018年1月21日取材)

 −−○ごと大作戦の募集が始まりました。

 安達 実行委員長の深澤勝・町田商工会議所会頭を中心に、企業や団体、地域に○ごと大作戦の活用を呼びかけています。しかしながら、まだ市民には十分に知られていないと実感しています。市にもあらゆる機会を通じて説明するようお願いしており、市民の方々の「夢を実現しよう」という想いが沢山湧き上がってくることを期待しています。実行委員会としては、その沢山の想いを応援し実現につなげ、地域の魅力づくりに反映していければと思っています。

 −−○ごと大作戦をどのように説明していますか。

 安達 これを活用しない手はないから、地区町内会の会合でも、とにかくどんな細かいことでもいいから、やってみたいと思ったものについては事務局へ相談するようにと話しています。3年間で300件という目標のようですが、600〜700件くらい提案が出されて、事務局がパンクするぐらいになればいいですね(笑い)。

 −−町内会としての課題は。

安達 町田市は人口が増えていて、特に0〜14歳の転入が政令指定都市以外では日本一(注1)になっているものの、町内会・自治会の加入は伸び悩み、加入促進が課題になっています。町内会は地域ごとのコミュニケーションを図り、いざというときに頼りになる存在でありたいと思っており、○ごと大作戦を通じて新しい住民と地域とのつながりができることを期待しています。

 −−若い世代が○ごと大作戦に参加するといいですね。

 安達 若者たちの取り組みを、町内会は積極的にバックアップしていく考えでいます。大作戦に参加することで、町内会も若い人たちのグループにどんどん入り込んで行けるようにしたいし、若い人たちにとっても、地域との関わりを深めるきっかけになればと思っています。世代を超えて取り組むことで、顔のわかる関係ができ、地域のつながりが強くなることで、孤立を防ぐことができます。何でもいいから自分のやりたいことを一度提案してほしいと思っています。

 −−地区協議会もさまざまな取り組みを行っていますね。

 安達 地区協議会は地域住民の生活全般に関わっている町内会・自治会連合会の地区連合会、民生委員児童委員協議会、青少年健全育成地区委員会を中心に、消防団や小・中学校、大学など様々な団体が一つになって、地域の課題を解決していこうということで取り組んでいます。地区協議会としても、「○ごと大作戦」で提案されるいい取り組みは、どんどん取り入れていく考えです。

 −−さまざまな人たちが”○ごと”取り組むということですね。

 安達 古い住民も新しい住民も”○ごと”一緒に盛り上げていきたいし、地区によっても全く違うところもありますが、それも”○ごと”一つになれればいいですね。「○ごと」っていう単純なネーミングのおかげで、「こんなことでもいいの?」って聞かれた時に、「○ごと何でもいいよ」と答えるようにしています。それがつながるきっかけになっています。「△(参画)じゃないよ、○だからね」といって、みんなが丸く収まればいいですよね(笑い)。

 −−○ごと大作戦の先に期待するものは。

 安達 町田ではみんなの協力で夢がかなえられるチャンスがあるということをPRすることが大事ですね。3年間徹底的に前向きに取り組めば、○ごと大作戦が終わっても自然と市民が連携してアイデアを出したり、新たなことに取り組んだりできるようになると思っています。まちを担う人たちが、文字通り”○ごと”一丸となって取り組める体制をつくれれば、自然と町田を盛り上げるありとあらゆるものにつながっていくのではないですかね。

(注1)政令指定市を除いた全国の自治体で、町田市は2016年1位。2017年は流山市、柏市に続いて全国3位。

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