作戦紹介
総合体育館にある休止中の噴水を利用して、1000杯のバケツを置き、バケツ稲のオーナーを広く募り、田植え、稲刈り、脱穀、試食会などのイベントを企画し、田んぼではない総合体育館で楽しく農業体験をしてもらいます。この取り組みによって、地域住民との交流や総合体育館の美観の改善、そしてレストランで働く障がいを持つメンバーの職域の拡大も目指します。
共催
スポーツでつなぐ まちだパートナーズ(代表団体:コナミスポーツ株式会社)
提案者からのメッセージ
収穫量は12kgと少なめの結果となりましたが、味わい豊かなお米が収穫できました!
八十八の手間をかけて作る米作りを総合体育館で!
初回の田植えは6月23日(火)~28日(日)に行いました。
今年はコロナのため、みんなでまとまって行う方法は止め、少人数で行う、名付けて「ソーシャルディスタンス稲作」を実施しました。
梅雨の長雨時には、バケツの水抜きや害虫駆除のお世話をしました。
そして、8月に入ってからの連日の猛暑日には、1日300リットルの水やり。
手塩にかけて面倒を見てきたバケツ稲ですが、長梅雨と夏場の高温、更にイネツトムシの食害により生育が進まず、米1俵の収穫を目指しましたが残念ながら12kgという厳しい結果となりました。
そんな中でも育ったバケツ稲の稲刈りと脱穀の体験会を、9月末に開催しました。脱穀には、今から100年前の大正時代に作られた足踏み式脱穀機を使い、特別な体験をしていただきました。
そうして出来た今年のお米は、収穫量こそ少なくなりましたが、味わい豊かなお米となりました。
そのお米から作った米粉入りパンと玄米つぶ入りおにぎりの試食会を行いました。
今後は、11月に稲穂を使ったほうき作りのワークショップを、来年6月に出来上がった日本酒の試飲会を予定しています。

