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作戦レポート

絵本が広げる笑顔の輪 まちだ旅する絵本キックオフイベント開催

 絵本が人から人へと手渡されていく様子を写真に撮り、「旅のきろく」としてSNSやウェブで公開する「まちだ旅する絵本」の「旅立ちイベント第1弾」が2020年8月29日、町田パリオ5階のまちなか会議室で開かれました。

会場の様子
会場の様子

 「旅する絵本♥」は、「ドンハマ★」こと濱﨑祐一さんが主宰する本の可能性を探求する社会実験のコミュニティ「えほん未来ラボ(えみラボ)」が、新たな流通の社会実験として2019年から始めた取り組みです。絵本に名前や一言感想が書ける台帳をつけて、読んだ人が感想を書いて、1か月を目安に次の人へと手渡し、絵本が人から人へと旅をしていくという企画です。旅の様子として、絵本の受け渡しの写真をWebの旅する絵本♥専用ページで公開しています。今回、町田市内で絵本の読み聞かせなど絵本に関わる取り組みを行っていたメンバーがドンハマ★さんの取り組みに感銘を受け、町田で取り組みを行いたいと熱いメッセージを送り、了承を得て準備を始めました。仲間を募って実行委員会を作り、TSUTAYA町田木曽店TSUTAYA西友町田店久美堂から協賛を、BOOKOFF SUPER BAZAAR町田中央通り店VALUE BOOKSこども古本店のほか、沢山の個人からも絵本の提供を受け、まちだ版の「まちだ旅する絵本」が実現しました。

 「まちだ旅する絵本」は、絵本を受け取った人は1ヶ月以内に次の人に渡し、1冊の本が1年かけて12人のつながりをつくるというものです。まちだ版では、絵本を受け取った人が「まちだ旅する絵本」のホームページに写真とともに読んだ感想を投稿し、旅立たせた後も絵本が旅している様子が楽しめる企画にしています。2021年夏には、1年間旅した絵本を集め、その絵本と旅のきろくを紹介するイベントの開催を予定しています。

旅する絵本「旅する絵本の仕組み」
旅する絵本の仕組み

 その第一歩となるキックオフイベントには、約50人が新型コロナウイルス感染対策をしながら参加しました。参加者は、この企画のために寄付された約500冊の絵本から好きな絵本を選び、市内在住の二人の絵本作家、新井洋行さん中垣ゆたかさんがコラボして描き下ろした「まちだ旅する絵本」のロゴマークのシールを表紙に貼って、絵本の感想を書く「旅のきろくカード」と、今回の取り組みを説明する「ルールブック」を取り付けました。

読み聞かせ中のドンハマ★さん
読み聞かせ中のドンハマ★(濱﨑祐一)さん

 ドンハマ★さんらによる絵本の読み聞かせなどが行われた後、参加者同士が抽選で絵本を手渡す「絵本の旅立ち」が行われました。絵本を手渡す人が選んだ絵本の感想を語り、受け取る人としっかりソーシャルディスタンスをとって、お互い手を目いっぱいに伸ばして本を手渡しました。

絵本を手渡す様子
絵本を手渡す様子

 遥喜君(小4)と蓮君(小1)の兄弟を連れて参加した田中有希さんは「絵本離れが多いなかで、友達から薦められるのはとても素敵な取り組みだと思います」と話しました。

田中有希さん(写真右)、遥喜君(写真中央)、蓮君(写真左)
田中有希さん(写真右)、遥喜君(写真中央)、蓮君(写真左)

 絵本の提供をしたブックオフグループホールディングスの森葉子取締役は「中身を知らない絵本を知るきっかけにもなり、感想を書くことで絵本への思いを乗せられる素晴らしい取り組みだと思い、協力しました」と語りました。

ブックオフグループホールディングスの森葉子取締役
ブックオフグループホールディングスの森葉子取締役

 TSUTAYA西友町田店の高橋弘毅店長は「自分自身も絵本に触れるのは久しぶりで、懐かしい思いと絵本の良さを改めて感じました。子どもも大人もたくさんの人が絵本に触れるきっかけになればいいですね」と笑顔を見せました。

TSUTAYA西友町田店の高橋弘毅店長(写真右)
TSUTAYA西友町田店の高橋弘毅店長(写真右)

 実行委員会のメンバーで絵本セラピストの鈴木由香さんは「絵本は人を笑顔にして、空気を柔らかくしてくれ、世代を超えてつながれます。この取り組みを通じて、絵本を届ける人は「たのしみ」を、受けとる人は「よろこび」を感じてもらえるはず。今日の参加者の方々には絵本の旅の『はじまりさん』になってもらって、この熱量をたくさんの人にひろげていただければうれしいですね」と手応えを語りました。

絵本セラピストの鈴木由香さん
絵本セラピストの鈴木由香さん

 「旅する絵本♥」の発案者であるドンハマ★さんは「町田在住の作家さんが参加するなど地域ならではの協力があって素晴らしい。絵本を通じて人と人がつながり、みんながハッピーになるように、一緒に「旅する絵本」の取り組みを広げていきたい。1年後が楽しみです」とうれしそうでした。

 実行委員会では、500冊の絵本が毎月次の人に手渡され、1年後に6000人のつながりの輪をつくることを目標にしており、10月27日現在、185冊の絵本が旅をしています。
この取り組みの『はじまりさん』になるには、市内各所で開かれる「旅立ちイベント」に参加する方法と、町田市内の書店などで販売している、ルールブックや旅のきろくカードなどがセットになった「旅する絵本セット(税込550円)」を購入し、用意した絵本に旅の準備(ルールブックなどを絵本にセットする)をして旅立たせる方法とがあります。

 次回の旅立ちイベントは、11月14日(土)の13時からと15時からの2回、TSUTAYA町田木曽店で事前申込制にて行われます。

➡︎2020年11月14日 旅立ちイベントチラシ(PDF 1.3MB)

 イベント情報などの最新のお知らせは公式サイト(https://www.machidaehon.com/)で。

関連動画・写真

動画:まちだ旅する絵本キックオフイベント
まちだ旅する絵本キックオフイベントのスタッフ・関係者
まちだ旅する絵本キックオフイベントのスタッフ・関係者
「まちだ旅する絵本」のロゴマークのシールを貼り付ける様子
「まちだ旅する絵本」のロゴマークのシールを貼り付ける様子
イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子
イベントの様子

関連作戦

▶まちだ版 旅する絵本 ~絵本でつなぐ地域コミュニティ~

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