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イベントレポート

エントリーチーム座談会 まちだ○ごと大作戦の課題と可能性(後編)

 まちだ○ごと大作戦で具体的な取り組みを始めていたり、企画を練り上げていたりという方々がそれぞれの取り組みについて情報共有して、ヒントをつかんでもらおうと座談会が開かれました。(2018年8月3日取材)

 後編はエントリーして良かったことと課題について紹介します。(以下敬称略)

▶︎ 前編はこちら

◆取り組みの規模感とエントリーして良かったことは?

平田 取り組みの規模感が知りたいのですが、運営の人数はどれぐらいですか。

NPO法人「市民プロデュース」の平田隆之さん
進行役のNPO法人「市民プロデュース」の平田隆之さん

戸田 中心は6〜7人ですが、町田時代祭りでのおもてなしは、15人ぐらいでやろうと考えています。

石川 9月のイベントは50~60人規模のものなので、コアメンバーを中心に何人かに手伝ってもらう程度です。

玉木 準備会のコアメンバーは3人ですが、13人がサポートしてくれています。

小河原 あまり多すぎても方向性が定まらないので、コアメンバーは4人です。実施に向けては、実務的なスタッフやボランティアが必要です。

小木曽 職員4人を中心に、学生ボランティア10人ぐらいに手伝ってもらっています。

野戸 実行委員が15人ぐらいですが、それぞれにグループがあったりするので全体では40人ぐらいになります。さらに近隣大学の学生ボランティアに声をかけています。

平田 では、○ごと大作戦にエントリーをして良かった点は?

戸田 企画を進めていく中で様々な困難な面がありましたが、○ごと大作戦の事務局にお世話になりました。具体的には、関連する団体との調整などを助けてもらいました。

石川 民間の取り組みとしてやっていたが、社会的にアピールしたいと思い、市民活動の支援や地域交流を目的に参加しました。地元の方とつながりたくても単なるビジネスだと思われることがあったが、○ごと大作戦として進めていると言うと理解してもらい易くなりました。

玉木 まだ企画書を出す段階なので具体的には分かりませんが、ボランティア団体の役員もやっており、○ごと大作戦の内容が分かりづらいという話も聞いています。確かに何を助けてくれるのか、分かりにくいと思います。ただ、他の企画の話を聞き、こんなことができるんだと知ることができました。

小河原 普段だと、何かをやろうとしても自分のテリトリーの中の人としかできないが、いろいろな人と知り合え可能性が広がりました。

松崎 普通だと、誰が何をやっているかなど情報を取りに行かないといけないけど、作戦会議などでつながるチャンスがあるのがいい。

田村 イベントの構想は前からあったが、市や他の団体との窓口はどこかと悩んでいました。○ごと大作戦のおかげで一気に人脈が見えるようになりました。

小木曽 つながりを持てたのが一番大きい。一般の方々に○ごと大作戦をやっているというと話が広がる。単独で動いていたら行政のそれぞれの窓口を回らなければいけませんが。

平田 ○ごと大作戦がプラットフォームになっているようですね。

野戸 情報発信と資金面でとても助かった。ポスターもたくさん印刷できたし、市のこういうホームページに載せられるよ、とか紹介してくれたり、町田市の後援を取る手続きもサポートしてくれたりしました。プレスリリースによって、新聞の取材にもつながりました。

武田 個人的には外国人をもてなすということをどう具現化するかという目標のために、社会とのつながりを続けたいと思っていましたが、なかなか外国人につながることができなかったので、○ごと大作戦をきっかけにそれができればいいと思っています。

◆あったらいいな、支援応援

平田 最後に○ごと大作戦で、市や参加者同士、市民から、こうした支援があったらいいなと思うことはありますか。

玉木 イニシャル経費の支援はあるが、ランニング経費についても支援が欲しい。具体的には、生活支援の仕組みの核となるコーディネーター用の携帯電話。ボランティア連絡協議会でも助成を受けるのは大変ですから。

野戸 大地沢青少年センターを使ってイベントをしたいと考えていますが、コンセプトを達成するためには規制を緩和してしてもらいたいと要請をしています。センター内に出店するのが難しかったり、キャンピングカーの駐車は良いが、宿泊できないなど。お酒の持ち込みも禁止されている。ここを何とか緩和してもらいたい。

戸田 市長が観光振興は様々な規制との戦いだとおっしゃっていた。

小河原 規模の大きなイベントになると、専門的な人材をどう確保するか。マッチングしてもらえると助かります。デザイナーなどのクリエイターや、そこまでではないけど何か関わってみたいという人が参加するといった形で輪を広げたい。

石川 そうですね、興味あるけど手前で一歩止まっている人が多いので、何か背中を押せるきっかけがあればいいですね。

田村 たまり場というか人が集まれる場をつくってもらえれば、自然と何かやってみたいと思う人が集まるのでは。フリーでいろいろな団体が集まれる事務局的なものがあるといい。

平田 サロンのようなものですね。

野戸 多くの方が参加すると活動している時間帯がまちまちになるので、SNSが連絡や人を集める手段として有効だと思います。

平田 エントリーしているチームの中に、他のチームを応援したいという「まちだマルごと盛り上げ隊」という方々がいます。どんな活動をしているのですか。

西(まちだマルごと盛り上げ隊) 各イベントに参加して、SNSで情報の発信や拡散をお手伝いしたいと思っています。今は事務局が作戦会議ということで場を作ってくれていますが、盛り上げ隊としてもそうした機会を作っていきたいと考えています。皆さんの取り組みをサポートする活動をしていくつもりです。市民協働フェスティバル「まちカフェ!」にブースを出して、○ごと大作戦の取り組みをアピールしていきたいと考えています。

「まちだマルごと盛り上げ隊」の西さん
「まちだマルごと盛り上げ隊」の西さん

野戸 ○ごと大作戦が終わると、現在の取り組みは単なる市民の取り組みとなってしまう。2020年以降も継続して取り組んでいく上で、「元○ごと大作戦事業」などのお墨付きが継続されるとありがたい。

平田 ○ごと大作戦が勇気の素になっているってことですね。無関心の人にどうやって興味をもってもらい、参加につなげるかというのは普遍的なテーマですが、皆さんのお話しを聞き、今、○ごと大作戦に興味が無い人も徐々に興味を持ち、参加につながっていく、そんなうねりのようなものを感じました。この座談会をみんなのいるところでできればいいと思います。さらに○ごと大作戦で生まれたみなさんのつながりや成果を市の財産として残していくことが非常に重要だと思います。

エントリーチーム座談会の参加者
エントリーチーム座談会の参加者

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