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インタビュー

「町田の元気につなげたい」 深澤勝・まちだ○ごと大作戦実行委員会委員長

 市民・地域団体・企業などが「やってみたい夢」を、賛同してくれる仲間を募り、地域とのつながりをつくりながら実現する「大作戦チャレンジ事業」の応募が始まりました。実行委員会委員長の深澤勝・町田商工会議所会頭に大作戦への思いをおたずねしました。(2018年3月16日取材)

 −−○ごと大作戦の実行委員長としての意気込みは。

 深澤 ○ごと大作戦は、商工会議所や町内会・自治会連合会をはじめ、文化系、スポーツ系の団体など、計25団体の「オール町田」体制で取り組んでいます。商工会議所会頭という立場上、いろいろなところで話をする機会が多いので、委員長として役目柄その都度○ごと大作戦についてPRしていこうと思っています。

 −−○ごと大作戦への思いを聞かせてください。

 深澤 市制60周年の今年、それを祝うだけのイベントを実施するのでなく、来年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックと未来を見据えた3カ年で取り組んでいくのが○ごと大作戦です。その中で、人と人、団体と団体がつながって町田を今以上に良くしいければと考えています。オリンピックという大イベントの後に町田が疲弊しないように、この3年間、○ごと大作戦を活用して、その後の町田の元気につなげていきたいと考えています。

 −−商工会議所としてどう取り組んでいきたいですか。

 深澤 商工会議所は、業種によって6つの部会があり、地域には支部があり、それをたすき掛けしている委員会があります。この部会、支部、委員会でいろいろと○ごと大作戦に取り組んでいきたいと考えています。また、会員は地域でもさまざまな活動をしているので、○ごと大作戦の裾野を広げるのに一役買ってもらいたいと考えています。実際、こんなことをやりたい、といった相談もきているので、○ごと大作戦を活用して積極的に進めてもらいたいと思っています。

 −−○ごと大作戦に期待することは。

 深澤 文化やお祭りとか、地域のつながりをつくっている団体などが○ごと大作戦に参加し、人と人のつながりや連携、きずなといったものが生まれると、まちが今以上に良くなっていくと思っています。住民が最終的な主役になって、このまちに愛着と誇りを持ち、地域に住み続けたいと思ってもらいたい。それによってまちに活気が出て、町田の良いところ、魅力をSNSなどで発信する。何か楽しそうなまちだなと思ってもらって、多くの人が町田を訪れる。それがまちのにぎわいになって、町田の元気になっていく。このような良い循環をつくるのが○ごと大作戦の最大の目的だと考えています。

 −−多くの人に参加してほしいということですね。

 深澤 若い人が高齢者や子供と連携したり、学校と地域、事業者と地域が連携したりしていければいいなと思っています。学校や事業者、団体が一緒にやっているイベントも多いので、特に学生さんには積極的に参加してほしいですね。学生さんに何でもいいからやってくれ、といってもなかなか難しいと思うので、実行委員会として、学生さんがやりたいことをやれる舞台を作るようなお手伝いができればと考えています。

深澤勝 まちだ○ごと大作戦実行委員会委員長
インタビューに答える深澤勝・まちだ○ごと大作戦実行委員会委員長

 −−町田はどんなまちだと思いますか。

 深澤 町田生まれ町田育ちの私が感じるのは、町田は何でも受け入れるまちだということです。60年前、町田が「市」になった時6万人だった人口が現在43万人にまで増えています。本当にいろいろな人がいるわけですが、よそから来た人、新しい人を受け入れるというのがまちの活力の根源になっていると思っています。役目柄、地方都市に行くことも多いのですが、まちに賑わいがあってうらやましいとよく言われます。
実は、町田は若い人の開業率が高いんです。学生の時、よく飲みに来ていたとか、遊びに来ていたとか、そんな人が町田で開業している。そういった若い人もまちの活力につながっていると感じています。

 −−町田はいろいろな顔がありますね。

 深澤 中心商店街のようなところと緑・自然とが混在していて、一言で言うと雑多な顔をもっています。
また、スポーツも盛んで、Fリーグの「ペスカドーラ町田」とJリーグの「FC町田ゼルビア」、ジャパンラグビートップリーグの「キャノンイーグルス」と3つのリーグのチームがあるまちはそんなにないでしょう。日大三高の野球も有名ですし、マラソン大会も盛り上がっているので、そんなスポーツが盛んなまちという顔もあります。
音楽や芸術をやっている人も多く、文化といった顔も持っています。
○ごと大作戦をきっかけに、色々な顔を持つ町田の各分野で活躍する多くの人に出てきてもらって、出会ってつながりをつくり、それぞれが化学反応を起こして何かが生まれてくれると良いと思っています。

 −−最後に委員長からのメッセージを。

 深澤 参画参加延人数100万人、提案延事業数300件を目標にしていますが、まだ具体的な取り組みがないこともあり、○ごと大作戦について分からないことや、ピンと来ない部分が沢山あるかもしれません。
今後、このイベントは○ごと大作戦の事業です、といった事例が出てくれば、どんどん理解が広がり、提案も増えてくるものと思っています。
事務局もお手伝いしますので、とにかく、どんどん応募してもらいたい、そのためにもまずは相談に来てください。